カルシウムで骨や歯を強くしよう

食事の基礎知識

骨や歯を丈夫にしてくれるカルシウム

お腹の中の赤ちゃんの骨や歯を形成するために欠かせないカルシウム
カルシウムは、乳製品や野菜、大豆製品など、様々な食材に含まれます。

カルシウムの豊富な食材

牛乳、ヨーグルト、チーズ、昆布、小松菜、切り干し大根、ごま、モロヘイヤ、煮干し、干しエビ

カルシウムが不足すると

牛乳

牛乳

カルシウムは、日本人のほとんどが不足していると言われており、食生活の中で意識して摂りたい栄養素の一つです。

妊娠中にカルシウムが不足した場合、妊婦さんの骨や歯にもともと蓄積されていたカルシウムが溶けて、お腹の中の赤ちゃんに送られます。その結果、妊婦さん自身が骨粗鬆症となったり、将来的に骨粗鬆症となる原因になったりもします。

また、授乳中は、母乳を作るためにカルシウムを失いやすいため、カルシウム不足となる場合があります。この場合も、骨や歯が弱くなり、骨粗鬆症の原因にもなります。

ビタミンDでカルシウムの吸収率をアップ

干ししいたけ

干ししいたけ

ビタミンDは、体内で活性化し、活性型ビタミンDに変化します。変化した活性型ビタミンDは、カルシウムの吸収とカルシウムを骨や歯へ運ぶ働きをします。また、骨芽細胞の働きを促し、骨の形成を助けます。ビタミンDが体内への吸収率を高めてくれるのです。

しかし、日本人の8割もがビタミンDを不足しているという現状です。不足すると、カルシウムを十分に摂取していても吸収率が悪く、骨や歯が弱くなる恐れがあります。ビタミンDを含む食材を食事に取り入れて、摂取したカルシウムをたっぷり体内へ吸収しましょう。

ビタミンDの豊富な食材

干ししいたけ、きくらげ、鮭、さんま、かつお、あじ

また、ビタミンDは、食事からの摂取だけでなく、日光(紫外線)を浴びることでも体の中で作られるため、適度な日光浴も必要です。

カルシウムを効率よく摂取しよう

カルシウムビタミンDを組み合わせることで、丈夫な骨や歯を手に入れることができます。妊婦さん自身のためにも、お腹の中の赤ちゃんのためにも、カルシウムをしっかりと摂取しましょう。

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