赤ちゃんの脳の発達に欠かせないDHAとは?

食事の基礎知識

DHAとは

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、主に魚介類に多く含まれる必須脂肪酸です。赤ちゃんの脳の発達に欠かせない栄養素で、“頭をよくする油“とも言われています。人の体内ではほとんど作り出すことができない栄養素のため、積極的に食事から摂取する必要があります。

DHAの豊富な食材

さば、かつお、さんま、あじ、ぶり、鮭、桜えび、しらす、

効率的にDHAを摂取するために

週に3~4回は魚料理の献立に

日本人はもともと魚中心の食事でしたが、食生活が大きく変化し、食の欧米化が進んだことによって、近年、魚の摂取量が減少しています。和食よりも洋食を好む人や、魚をあまり食べない人は、意識して魚料理を食べると良いでしょう。週3〜4回が目安です。

妊婦さんにおすすめの調理法は、煮魚!

煮魚

煮魚

DHAは、熱の影響を受けやすく、調理法によって含有量が減少してしまいます。

刺身のDHA含有量を10割とした場合、煮魚や焼き魚にすると2割減少、そして、フライや揚げ物は5割も減少してしまうのです。このため、できれば生で食べるほうがDHAを効率的に食べられます。

しかし、妊婦さんは生魚を食べると食中毒を引き起こす可能性が高くなるため、避けた方が良いと言われていますよね。その場合は、煮魚に調理して、煮汁も一緒に食べるのがおすすめです。煮汁も一緒に食べることで、魚から出ていった栄養も摂ることができます。塩分の摂り過ぎにならないよう薄めに味付けしてくださいね。

手軽にDHAが摂れる!缶詰も活用しよう

缶詰

缶詰

手軽に使える、魚の缶詰ツナ缶などでも、DHAは摂取できます。さばの水煮や味噌煮、さんまの蒲焼、いわしの味噌煮などはおすすめです。忙しく調理できないときには活用してみてくださいね。

赤ちゃんの脳の発達に欠かせないDHA

赤ちゃんの脳や神経の発達に欠かせない必須脂肪酸のDHA。
赤ちゃんの脳の発達が活発になる妊娠後期授乳期には、とくに意識して魚を食べるよう心がけましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました