妊娠中の栄養ドリンクをおすすめしない理由とは?アルコールやカフェインに要注意

妊娠中NG食材

コンビニやスーパー、薬局など、身近に買える栄養ドリンク。しかし、妊娠中の栄養ドリンクはあまりおすすめしません。妊娠中であれば控えた方が良い成分を含んでいることがあるためです。妊娠中でも大丈夫な栄養ドリンクの選び方をご紹介します。

栄養ドリンクとは

栄養ドリンクは、栄養補給疲労回復眠気覚ましなどを目的として販売されている飲料で、風邪や疲労、睡眠不足の際の栄養補給に効果的な飲み物です。

栄養ドリンクとエナジードリンクの違い

エナジードリンク

エナジードリンク

栄養ドリンクエナジードリンクは、同じ意味で使われることもありますよね。どちらも、疲労回復や眠気覚ましを目的としているという点では同じように感じます。

しかし、正確には成分や含有量が異なり、「医薬品または医薬部外品」か「清涼飲料水」か、という分類による違いがあります。

栄養ドリンク医薬品または医薬部外品
有効成分、効果・効能を表示できる
「リポビタンD」「アリナミンV」「チオビタ」「ユンケル」「エスカップ」など

エナジードリンク清涼飲料水
有効成分、効果・効能を表示できない
「レッドブル」「モンスター」「オロナミンC」など

妊婦さんが栄養ドリンクを飲む際に気を付けたいこと

栄養ドリンク

栄養ドリンク

妊娠中だからといって全ての栄養ドリンクがNGなわけではありません。
妊婦さんが栄養ドリンクを選ぶ際にとくに注意したい点をご紹介します。

アルコール

最も気をつけたいのが、アルコール成分が入っていないかどうかです。約300種類もある栄養ドリンクの中で4分の1の商品にアルコールを含んでいます。

栄養ドリンクの中に含んでいるアルコールは微量ですが、お腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるため、控えたほうが良いでしょう。とくに、アルコールに弱い女性は気を付けてください。

カフェイン

次に気をつけたいのがカフェインです。多くの栄養ドリンクの商品にカフェインが入っています。

コーヒーや紅茶にカフェインが含まれており、妊娠中は控えているという妊婦さんも多いと思いますが、栄養ドリンクにもカフェインを含んでいるとは少し意外ですよね。
栄養ドリンクやエナジードリンクの中には、コーヒーや紅茶よりもカフェインを含んでいる商品もあるので、注意が必要です。

カフェインを摂取すると、胎盤を通してお腹の中の赤ちゃんに移り、体内に蓄積されます。その結果、発育不良や流産や早産のリスクが高まります。これがカフェインの過剰摂取がダメと言われる原因です。

ノンカフェインの栄養ドリンクもあるので、そちらを選びましょう。

糖質

次に気を付けたいのが糖質です。

多くの栄養ドリンクやエナジードリンクが飲みやすいように作られているため、甘味があります。砂糖を多く含んでいるため、糖質の摂り過ぎになる可能性があります。糖質の過剰摂取は妊娠糖尿病に繋がりますし、体重管理も難しくなりますよね。糖質の高い栄養ドリンクは避けた方が良いでしょう。

以上が、妊婦さんが栄養ドリンクを選ぶ際に注意したい点です。

まとめ

最近は、眠気覚ましや疲労回復を目的とした栄養ドリンク以外にも、妊娠中や産前産後の栄養補給を目的とした栄養ドリンクも販売されています。それらであっても、自分の目で、アルコール、カフェイン、糖質などの控えるべき成分を含んでいないか、注意して確認することをおすすめします。

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