豆腐は妊婦さんにおすすめ!ただし、食べ過ぎには注意が必要?

妊娠中におすすめの食材

妊娠中でも豆腐はOK!

ヘルシーで身体に良いイメージのある豆腐ですが、妊娠中でも食べて良いのでしょうか。結論は、問題ありません。ただし、摂取量に注意が必要です。大豆イソフラボンとの関係も解説します。

豆腐が妊婦に良い理由

豆腐には、たんぱく質、ビタミンE、鉄分、カルシウムなど、妊婦さんが意識して摂取したい栄養素がバランスよく含まれています。

良質なたんぱく質

「畑の肉」と呼ばれるほど、豆腐にはたんぱく質が豊富に含まれています。

さらに、豆腐に含まれるたんぱく質は、必須アミノ酸のバランスが良く、お肉や魚のたんぱく質よりも良質なたんぱく質であると言われています。

豊富な鉄分

豆腐と聞いて、鉄分のイメージってあまりないですよね。

しかし、以外にも豆腐に含まれる鉄分は多いです。100gあたり0.8mg。貧血に悩む妊婦さんも多いはず。貧血解消、予防のためにも、鉄分を積極的に摂取したいですね。

木綿豆腐と絹豆腐、どちらがおすすめ?

豆腐には、木綿豆腐絹豆腐がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。

木綿豆腐と絹豆腐は製造方法が違います。木綿豆腐は、布を敷いた型に流し入れ、重みで水分を出して作られますが、一方で絹豆腐は、豆乳ににがりを加えて固めたものです。

妊婦さんには、絹豆腐よりも木綿豆腐がおすすめです。

木綿豆腐は水分をしぼって作られるため、栄養分が凝縮されます。そのため、たんぱく質やカルシウム、鉄分、食物繊維などの栄養素が、絹豆腐よりも多く含まれます。

木綿豆腐か絹豆腐のどちらを使用するか、料理によって分けているという方も多いと思いますが、迷った際には、栄養価の高い木綿豆腐を選んでみてはいかがでしょうか。

豆腐の食べ過ぎには注意が必要?

妊婦さんが豆腐を食べる際に注意したいことが、豆腐に含まれる大豆イソフラボンの過剰摂取の恐れがある点です。大豆イソフラボンの過剰摂取が、お腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性が示唆されています。

妊娠中は、エストロゲンプロゲステロンという2種類のホルモンがバランスを取り合っていますが、大豆イソフラボンはエストロゲンに似た働きがあるため、大豆製品の過剰摂取=大豆イソフラボンの過剰摂取によって、ホルモンバランスが崩れてしまします。これによって、遺伝子の異常の原因になってしまう可能性があります。

大豆イソフラボンの上限摂取量は、1日に75mgです。豆腐1丁には、80mgのイソフラボンが含まれるため、豆腐1丁のみであっても上限摂取量を超えてしまいます。そのため、豆腐であれば1日半丁を目安に食べると良いでしょう。

豆腐以外でも、大豆食品(納豆、豆乳、味噌など)を食べる際にも大豆イソフラボンの過剰摂取にならないよう、意識しておくと良いですね。

おすすめの豆腐レシピ

最後に、妊婦さんにおすすめの豆腐料理をご紹介します。

豆腐ハンバーグ

豆腐ハンバーグ

豆腐ハンバーグ

ひき肉を使用せずに豆腐を使用したハンバーグ。
大根おろしや照り焼きなど、和風系のソースが合いますよね。タネにひじきを加えても良いですね。

豆腐グラタン

豆腐グラタン

豆腐グラタン

ホワイトソースの代わりに豆乳ソースにすることで、豆腐との相性もバッチリですし、カロリーオフにもなります。

豆腐スープ

たっぷりの豆腐を入れて、味付けは鶏ガラスープやコンソメスープなどで。少量のショウガをすりおろして入れると、身体が温まります。

まとめ

栄養豊富で料理のレパートリーも広がる豆腐。食べ過ぎに注意しながら、摂取しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました