出産を機に、体型の乱れや下半身太り、腰痛、肩こりなどで悩む方は多いのではないでしょうか。これらの悩みは骨盤が影響している可能性があります。
ここでは、産後の骨盤について、引き起こすトラブルや骨盤矯正の時期、料金などを解説していきます。産後の骨盤で悩む方はぜひ参考にしてみてください。
妊娠中から出産に向けて少しずつ開く骨盤
骨盤は、妊娠中から出産に向けて少しずつ開いていきます。そして出産で開いた骨盤は、産後、自然に元に戻ろうとします。しかし、育児・家事によって骨盤に大きな負担がかかってしまったり、赤ちゃんの抱っこで長時間同じ姿勢になってしまったりすることが原因で、なかなか元の状態に戻らないこともあります。
骨盤の歪みが引き起こすトラブル
産後、骨盤が歪んだままの状態を放置することで、様々な体の不調やトラブル、悩みを引き起こします。
- 妊娠前の体型になかなか戻らない
- 妊娠前の服を着れない
- 腰痛・肩こり
- 便秘・尿漏れ
- 骨盤周辺の痛み・不安定感・不快感
- 恥骨周辺の痛み
- 下半身太り
産後の骨盤矯正とは
産後の骨盤矯正とは、出産で歪んだ骨盤を整えることをといい、主に整体院や整骨院で施術が行われます。
いつから通えば良いのか?
産後骨盤矯正を始める時期は、一般的に自然分娩の場合は1ヶ月、帝王切開の場合は3ヶ月が目安と考えられています。
通い始める時期が産後半年を過ぎてしまうと、骨盤を戻すのに時間がかかってしまう可能性があります。
産後1ヶ月から半年の期間は、赤ちゃんのお世話で大変な時期ですが、なるべく早めに矯正を始めるのがおすすめです。
ただし、通い始められる時期は整骨院・整体院によって異なるため、事前に確認してみてください。
また、整骨院・整体院によっては、キッズスペースがあったり、施術中に保育士がお子様の面倒を見てくれるところもあります。お子様をご主人やご両親に預けられない方は、このようなサービスのあるところを選ぶと良いでしょう。
料金
整体院・整骨院によって必要な金額は異なりますが、1回の施術が5,000円前後のところが多いようです。初回は安く、2回目以降が少し金額が上がることもよくあります。
また、回数券制度を取り入れているところも多くあります。これは、3回分または5回分、10回分など定められた回数の回数券を事前にまとめて購入して、その後消化していく方式です。1回の料金が安くなり、普通に通う方法よりもお得に通えます。
ただし、施術内容や技術、相性などに不安のある方は、初回から数回はその都度購入するほうがおすすめです。
矯正に通う以外で自分でできることは?
骨盤矯正のために整骨院・整体院に通うのがなかなか難しいという方も多いはず。そんな方は、以下のことを試してみてください。
- 同じ姿勢を長時間続けない
- 適度に運動やストレッチを行う
- 骨盤矯正グッズを使う(骨盤ベルト、骨盤サポーターなど)
日常生活の中でこれらを意識して行うことで、今抱えているトラブルが解消されることがあります。
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