妊活中にコーヒーってダメ?何杯までOK?カフェインと妊娠の関係。カフェインレスも活用しよう!

妊活中NG食材

妊娠中には、カフェインの摂取を控えたほうが良いとよく聞きますよね。では、妊活中はどうでしょうか?この記事では、妊活中のカフェイン摂取について解説します。

妊活中にコーヒーは控えて

コーヒー、またはカフェインが妊娠にどう影響するのかについては、様々な説があり、これが正しいと断言できるわけではありません。しかし、コーヒー、カフェインの摂取を控えたほうが良いとされる研究結果が多くあるため、できるだけ避けたほうが良いと考えられます。

コーヒー習慣が卵子の数に影響

AMHってご存知ですか?AMHとは、アンチミューラリアンホルモンの略で、発育過程の卵胞から分泌されるホルモンのことです。卵巣内の卵子の数の予測、つまり卵巣の予備能力を表しています。抗ミュラー管ホルモンとも呼ばれます。

コーヒーを飲む習慣のある人は、飲まない人と比較して、AMHが高齢化しているという研究結果があります。この原因がコーヒーそのものなのか、カフェインなのかについては明確ではありませんが、妊娠を望んでいる人は、コーヒーを避けたほうが無難と考えられます。

ただし、AMH=妊娠率というわけではありません。AMH値が低いと、不妊治療をできる期間が限られるものの、AMH値が低いことで妊娠しにくいわけではないため、AMHについて過度に心配する必要はないでしょう。

カフェインによる生活習慣の乱れ

コーヒーの飲み過ぎ(カフェインの過剰摂取)によって、生活習慣が崩れてしまい、結果的に不妊に繋がる可能性もあります。
例えば、眠れなくなったり、利尿作用によって体を冷やしたりすることが考えられます。

妊活には、生活習慣がとっても大切のため、生活習慣が乱れないためにも、カフェインの摂り過ぎには注意が必要です。

目安は1日2杯まで

上で解説したように、コーヒー(カフェイン)が妊娠率を下げる可能性があるため、カフェインの摂り過ぎにならないよう、意識して生活しましょう。

コーヒーの摂取量の目安としては、1日に2杯程度にしておくと安心でしょう。また、就寝前は避けたり、体を冷やしたりしないよう工夫して飲んでください。

カフェインレスのコーヒーがおすすめ!

最近では、カフェや市販の飲料でも、カフェインレスのコーヒーや紅茶を見かけることがあると思います。細かい違いはありますが、ノンカフェインデカフェディカフェとも呼ばれます。

これらは、カフェインの含有量が0、またはごく微量のため、妊活中におすすめです。また、妊娠後や授乳中にももちろん活用できるので、お気に入りのノンカフェインコーヒーを見つけてみてくださいね。

コーヒー以外にカフェインを含む飲み物

カフェインといえば、コーヒーのイメージがありますが、他にもカフェインを含む飲み物はたくさんあります。例えば、紅茶やウーロン茶、煎茶、玉露、エナジードリンクなど。

とくに玉露はコーヒーよりもカフェインの含有量が多いため、飲みすぎには注意が必要です。

まとめ

毎日コーヒーを何杯飲んでいるかわからないほどよく飲む人もいますよね。そんな場合は、コーヒーの摂取量を見直す必要があります。1日1~2杯程度であれば問題ないため、過度に心配する必要はありません。
飲み過ぎには注意しながら、妊活の息抜きとしてのコーヒーも楽しめたら良いですね。

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