妊活中に脂肪分調整の乳製品がダメな理由。低脂肪牛乳や低脂肪ヨーグルトが排卵障害のリスクを高める?

妊活中NG食材

乳製品は、妊活中には積極的にとりたい食べ物のひとつですが、注意しなければいけないことが1点あります。それは、脂肪分が調整された乳製品の摂取です。いわゆる、低脂肪牛乳や低脂肪ヨーグルト。なぜ妊活中に低脂肪の乳製品に注意が必要なのか、その理由を解説します。

乳製品が妊娠に与える影響

まず、乳製品は妊娠にどう影響するのでしょうか。

無調整の乳製品は不妊のリスクを低減

無調整の乳製品は、排卵障害など不妊症のリスクを減らします。
乳製品をたくさん摂取する女性ほど、不妊の可能性が低いという研究結果があります。
このため、妊活中の女性は積極的に日々の食事に取り入れることをおすすめします。

調整された乳製品は不妊のリスクを増加

一方で、低脂肪乳製品は、排卵障害など不妊症のリスクを高めます。
乳製品の種類別に摂取量と不妊との関係を調査した研究では、低脂肪乳製品の摂取量が多い女性ほど、不妊症が多いという研究結果があります。

ヘルシーで健康的なイメージのある低脂肪牛乳や低脂肪ヨーグルトを選んで購入している女性も多いと思いますが、妊活中は避けるべきでしょう。

低脂肪の乳製品が不妊のリスクを高める理由

低脂肪乳製品が不妊のリスクを高めるのは、製造過程でのホルモン含有量の変化が原因だと考えられています。

現在、私たちが飲む牛乳には、50年前の牛乳と比較して、ホルモンの含有量が増えています。たくさんのホルモンが含まれますが、乳牛は雌牛のため、とくに女性ホルモンを多く含んでいます。

しかし、低脂肪にするための脂肪分を取り除く過程で、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが除去され、アンドロゲンなどの男性ホルモンが残ってしまいます。

その結果、低脂肪の乳製品を摂ることで、男性ホルモン過多の状態に陥り、排卵障害を引き起こす可能性があるのです。

脂肪分無調整の乳製品を選ぼう

牛乳やヨーグルトだけでなく、チーズやアイスクリームなども低脂肪のものがありますよね。妊娠を望む人、とくにその中でも排卵障害をもっている女性は、脂肪分が調整された牛乳や乳製品は控えたほうが良いでしょう。

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