離乳食の進め方とは?4つの時期と月齢の目安

離乳食

離乳食をどう進めていくのか、どのタイミングでステップアップすれば良いのかなど、離乳食ってわからないことが多いですよね。
この記事では、離乳食の開始から完了までをどのような流れで進めていけば良いのかを解説します。ぜひ参考にしてみてください。

離乳食の進め方

離乳食の進め方の目安として、初期(ゴックン期)中期(モグモグ期)後期(カミカミ期)完了期(パクパク期)という4つの時期に分かれます。

  • 初期(ゴックン期):5~6ヵ月頃
  • 中期(モグモグ期):7~8ヵ月頃
  • 後期(カミカミ期):9~11ヵ月頃
  • 完了期(パクパク期):1才~1才6ヵ月頃

初期(ゴックン期)

5~6ヵ月頃
離乳食初期
は、ゴックン期とも呼ばれます。

主に、離乳食に慣れるための時期で、食材を液体に近いトロトロの状態から、慣れてきたら水分を少しずつ減らしていきます。最初は、消化が良くアレルギーの心配も少ないおかゆからスタートしましょう。おかゆに慣れた頃に、野菜をメニューに加えていきます。

この時期は、赤ちゃんが摂取する栄養の8~9割がまだ母乳やミルクからのため、離乳食をなかなか食べてくれなくても問題ありません。ゆっくり赤ちゃんのペースで進めていきましょう。

中期(モグモグ期)

7~8ヵ月頃
離乳食中期は、モグモグ期とも呼ばれます。

食材をあごで押しつぶすことができるようになるため、細かいみじん切りやツブツブ状にしたものも食べられるようになります。
指で簡単につぶせるくらいのかたさに調理しましょう。豆腐のかたさをイメージしてみるとわかりやすいと思います。

後期(カミカミ期)

9~11ヵ月頃
離乳食後期は、カミカミ期とも呼ばれます。

食材を歯茎で押しつぶして噛むことができるようになるため、粗いみじん切りに調理した食材が食べられます。

この時期には、お肉やお魚、卵など様々な食材を食べられます。また、栄養の6~7割を離乳食から摂るようになるため、栄養バランスの良い食事を意識して離乳食メニューを考えましょう。

完了期(パクパク期)

1才~1才6ヵ月頃
離乳食完了期は、パクパク期とも呼ばれます。

噛む力がさらに強くなっていき、食材を前歯で噛み切ることもできます。また、ほとんどの食材を食べられるようになります。

この頃には、栄養の8~9割を離乳食から摂るため、卒乳を視野に入れても良いでしょう。ただし、この時期に卒乳しなければいけないわけではありません。赤ちゃんの無理のないよう、卒乳の時期は慎重に決めてくださいね。

赤ちゃんのペースで進めていこう

ご紹介した進め方は、あくまでも目安です。この月齢になったからといって必ずステップアップしなければいけないというわけではありません。

離乳食はなかなか思うように進まないことも多く、進んだと思ったら戻ることもよくあります。赤ちゃんの様子を見て、進んだり戻ったりしながらも、少しずつ赤ちゃんのペースで進めていきましょう。

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