【離乳食初期】初めてにおすすめの野菜3選とペーストの作り方&ポイント

離乳食

離乳食初期。赤ちゃんが10倍粥に慣れてきたら、次は野菜に挑戦します。
この記事では、赤ちゃんの初めてにおすすめの野菜と作り方、ポイントなどをご紹介します。

いよいよ初めての野菜に挑戦!

10倍粥を1さじから離乳食をスタートし、赤ちゃんがおかゆに慣れてきた頃に、野菜に挑戦してみましょう。目安としてはおかゆを食べて5~7日ほど経過した頃。
野菜もおかゆと同様、1さじからスタートして、少しずつ量を増やしていきます。

赤ちゃんはどんな野菜が好き?

人の味覚には、甘味旨味塩味酸味苦味の5つがありますが、赤ちゃんが好きなのが甘味旨味です。母乳やミルクは甘味があり、赤ちゃんは安心して飲んでくれますよね。このため、初めての野菜には自然な甘味のある野菜がおすすめです。

反対に赤ちゃんが苦手な味覚が酸味塩味苦味です。特に苦味については、赤ちゃんは苦味を毒だと本能的に認識してしまうため、苦手な赤ちゃんが多いです。ほうれん草や小松菜などの葉野菜は独特な苦味があるため、初めての野菜には向いていません。甘味のある野菜に慣れた頃に、苦味のある野菜に挑戦して少しずつ苦味にも慣れていくことをおすすめします。

赤ちゃんの初めてにおすすめの野菜3選

おすすめの野菜は、かぼちゃにんじんかぶの3つです。
それぞれ特徴や栄養素、ペーストのレシピをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

かぼちゃ

免疫力をアップさせるβカロテンや加熱に強いビタミンが豊富に含まれているかぼちゃ。甘味が強く、ねっとりとした食感で食べやすいため、かぼちゃを好む赤ちゃんは多いようです。
かぼちゃは成熟すると甘味が増します。成熟している皮が黒いものを選びましょう。

かぼちゃペーストの作り方

1.皮が付いたまま柔らかくなるまで茹でる
2.熱いうちに皮をむく
3.すりつぶす
4.ゆで汁や湯でのばす

にんじん

免疫力をアップさせるβカロテンや肌を守るカロテンが豊富なにんじん。ほんのり甘みがあるため赤ちゃんが食べやすく、おすすめの野菜です。また、季節を問わず低価格で購入できるという点もママにとって嬉しいですよね。
赤みが強く色の濃いにんじんはβカロテンがより豊富に含まれるため、購入する際には色の濃いものを選ぶと良いでしょう。

にんじんペーストの作り方

1.皮をむき、柔らかくなるまで茹でる
2.裏ごしする
3.ゆで汁や湯でのばす

かぶ

かぶには、消化酵素のアミラーゼビタミンCが豊富に含まれています。甘味は弱い野菜ではありますが、クセがなく、トロトロとした食感のため、赤ちゃんでも食べやすい野菜です。
持った時にずっしりと重く感じるかぶが選び方のコツです。葉の部分は繊維が多く赤ちゃんは食べにくいため、根の部分を使いましょう。

かぶペーストの作り方

1.皮をむき、柔らかくなるまで茹でる
2.すりつぶす
3.ゆで汁や湯でのばす

野菜をペーストを作る際のポイント

どんな野菜の場合も、裏ごししたりすりつぶしたりしただけでは、水分が少なくモサモサして赤ちゃんが食べにくく感じてしまいます。そのため、裏ごしやすりつぶしの後に、少量のお湯やゆで汁を使ってトロトロの状態にのばしてあげましょう。トロトロの状態とは、ヨーグルトのようなイメージです。そうすると、赤ちゃんが食べやすくなりますよ。

まとめ

初めてのおすすめの野菜をご紹介しました。
おかゆのみの離乳食から、野菜をメニューに加えることで、毎日の離乳食の幅が広がります。いろいろな種類の野菜を赤ちゃんが食べられるようになることは、お母さんにとってもとても嬉しいことですよね。赤ちゃんの様子を見ながら野菜にも慣れていき、離乳食を進めていきましょう。

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