妊活中にはきのこがおすすめ!妊娠力をアップさせるビタミンDや冷えを解消するナイアシンが豊富

妊活中におすすめの食材

妊活をする上で、食事には気をつけているという女性が多いと思います。この記事では、妊娠のための体づくりに繋がる食材「きのこ」についてご紹介します。

妊活中にきのこがおすすめ!

妊活中の女性におすすめしたい食材がきのこです。その理由は、ビタミンDナイアシン葉酸が挙げられます。

妊娠率を上げるビタミンD

ビタミンDは、妊娠力を高めるために重要な栄養素で、着床率・妊娠維持率を高める働きがあります。

ビタミンDは、食事からだけでなく、紫外線を浴びることでも体の中で作られますが、日本人女性は過度な紫外線対策によってビタミンDが不足しています。ビタミンDの不足によって、妊娠率が低くなり、流産率が高くなるという研究結果があるにもかかわらず、不妊治療中の女性の9割が不足している状態です。

きのこにはビタミンDが豊富に含まれており、ビタミンDの不足解消のために積極的にとりたい食材です。
ビタミンDを多く含むきのこは、きくらげまいたけしいたけエリンギです。

ナイアシンで冷えを解消!

妊活中の女性にとって冷えは大敵です。体が冷えることで血流が悪くなり、子宮や卵巣の生殖機能が衰え、不妊や月経不順を引き起こします。

そこで、体を温めて冷えを解消する役割を担うのがきのこです。きのこに含まれるナイアシンという成分が冷えの解消に大きく影響します。ナイアシンはビタミンBの一種であり、血流を良くしてくれる作用があるため、血行不良を改善して、体を温める効果が期待できます。

ナイアシンを多く含むきのこは、まいたけヒラタケマツタケえのきぶなしめじです。

妊活~妊娠初期に必要な葉酸

妊活中・妊娠中の女性が積極的にとりたい葉酸がきのこには豊富に含まれています。葉酸は、赤ちゃんの脳や神経を形成する大切な栄養素で、不足すると赤ちゃんの先天異常のリスクを高めます。とくに妊娠前から妊娠初期の葉酸摂取が重要と言われています。

葉酸を多く含むきのこは、きくらげエリンギえのきしいたけなめこです。

生しいたけよりも干ししいたけがおすすめ!

しいたけを食べる際に、おすすめしたいのが干ししいたけです。それは、生しいたけよりも干ししいたけのほうが、栄養価がグンと高いためです。

例えば、上で解説した、ビタミンD、ナイアシン、葉酸の栄養価を比較してみます。
下の表は、100gあたりのそれぞれの含有量を示しています。

生しいたけ干ししいたけ
ビタミンD2μg17μg
ナイアシン3.8mg16.8mg
葉酸42μg240μg

干ししいたけが圧倒的に栄養価の高いことがわかりますよね。
水で戻す手間が必要なため、少し面倒に感じる人もいると思いますが、栄養価の高い干ししいたけをぜひ試してみてはいかがですか?

まとめ

妊活中におすすめの食材「きのこ」をご紹介しました。
きのこは、炒め物や副菜、サラダなど様々な料理に活躍できるため、毎日の食事に取り入れやすいですよね。また、手軽に買えるお値段というのも嬉しい点です。ぜひ活用してみてくださいね。

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