妊活をする上で、健康的で栄養バランスの良い食事って、とっても大切ですよね。
この記事では、妊活中の女性におすすめの食材「鮭」についてご紹介します。
妊活中に鮭がおすすめの理由
鮭をおすすめしたい理由は、ビタミンD、オメガ3脂肪酸、アスタキサンチンが豊富に含まれているためです。
ビタミンD
鮭には豊富なビタミンDが含まれています。ビタミンDは、妊娠力をアップさせる効果があり、妊活中の女性にとって欠かせない栄養素です。ビタミンDの摂取によって、受精卵の着床率や妊娠維持率が上昇します。また、不足した場合は、妊娠の可能性または流産の可能性が高くなるという研究結果もあります。
ビタミンDは日光浴によっても生成されますが、日本人女性は紫外線対策を過度に気にする人が多いため、平均的にビタミンD不足気味だと言われています。そのため、積極的に食事から摂取したい栄養素です。
オメガ3脂肪酸
鮭には、オメガ3脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれています。
DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸は、体に良い油と聞いたことはありませんか?それは、健康と美容のために重要な役割を担う脂質だと考えられており、体内で作ることができない栄養素のため、食事から摂取する必要があります。
また、健康や美容だけでなく、妊娠とも深い関係があります。DHAやEPAの摂取率が高いと、妊娠率・出産率が高くなるというデータがあります。それに加えて、女性だけでなく男性も、DHAやEPAが不足すると、精子の運動機能の低下を招き、不妊に繋がります。
オメガ3脂肪酸は、男性にとっても女性にとっても必要不可欠な栄養素なのです。
アスタキサンチン
鮭の赤い色素は、アスタキサンチンという成分です。アスタキサンチンとは、カロテノイドという天然色素です。トマトのリコペンやにんじんのβ-カロテンも同じくカロテノイドの仲間です。
アスタキサンチンの最大の魅力は、抗酸化作用です。なんと、β-カロテンの5倍、ビタミンCの6000倍もの抗酸化力を持っています。
この非常に強い抗酸化作用によって、しみ、しわ、肌荒れ、白髪、認知能力などの様々な老化現象を抑制してくれます。老化の促進は妊娠の妨げになるため、抗酸化作用の強い食材を食べることで、美容にも妊娠力アップにも良い影響をもたらします。
まとめ
妊活中におすすめの食材「鮭」についてご紹介しました。
鮭は手軽に購入できる食材のため、日々の食事に取り入れやすいと思います。
ただ焼くだけでなく、ホイル焼きやフライ、ムニエルなどいろいろな料理に活用しやすい魚です。これを機に、鮭のレシピのレパートリーを増やしてみてくださいね。
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