【離乳食初期】初めてにおすすめのたんぱく質とペーストの作り方&ポイント

離乳食

離乳食初期。赤ちゃんが10倍粥と野菜に慣れた頃に、次はたんぱく質に挑戦します。
この記事では、赤ちゃんの初めてにおすすめのたんぱく質が摂れる食材やペーストの作り方をご紹介します。

たんぱく質に挑戦してみよう

赤ちゃんが10倍粥野菜に慣れてきたら、次はたんぱく質を加えていきましょう。目安としては野菜をスタートして5~7日ほど経過した頃。離乳食開始から3週目あたりが理想的です。

たんぱく質源の食材も、おかゆや野菜と同様、1さじからスタートして、少しずつ量を増やしていきましょう。

たんぱく質を摂る際に注意したいこと

母乳やミルク以外のたんぱく質は、赤ちゃんにとって体に負担がかかることがあります。赤ちゃんがたんぱく質を摂るにあたって、気をつけたいことは、種類と量です。

食材の種類には要注意!

離乳食をスタートして約3週後頃にたんぱく質を取り入れていきますが、たんぱく質の食材の種類には注意が必要です。それは、内臓が未熟な赤ちゃんでは、アレルギー症状を引き起こす可能性があるためです。
お肉牛乳ヨーグルトは、離乳食初期には与えないよう気をつけてください。また、白身魚は初期でも基本的にはOKですが、たらはアレルギーの可能性があるため、中期以降は望ましいでしょう。

与えすぎには要注意!

おかゆや野菜は、赤ちゃんが食べたいだけあげても問題ありませんが、たんぱく質を含む食材については食べ過ぎに注意が必要です。離乳食を始めた頃の赤ちゃんの内臓は未熟のため、たんぱく質の摂り過ぎによって内臓に負担がかかってしまいます。たんぱく質の目安量は守り、おかわりの際にはおかゆと野菜を食べさせましょう。

赤ちゃんの初めてにおすすめのたんぱく質を含む食材3選

おすすめの食材は、絹ごし豆腐しらす真鯛の3つです。
それぞれ特徴や栄養素、ペーストの作り方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

絹ごし豆腐

「畑の肉」と呼ばれる大豆を使って作られた豆腐は、とても栄養価が高い食材です。たんぱく質はもちろん、カルシウムやマグネシウム、鉄分も豊富に含まれており、赤ちゃんの成長に欠かせません。

また、なめらかな食感で食べやすく、おまけに豆腐は消化吸収が良いため、赤ちゃんにおすすめの食材です。それに加えて、手軽に購入できるという点もママにとっても嬉しいポイントです。

殺菌のために必ず加熱してから食べさせてください。
慣れてきたら少しずつ増やしていきますが、初期の目安量25gを守りましょう。
豆腐ペーストの作り方

1.鍋に湯を沸かしたら30秒ほど豆腐に火を通す(電子レンジで30秒でもOK)
2.水を切り、すり鉢ですりつぶす
3.ゆで汁や湯でのばす

しらす干し

しらすには、たんぱく質、カルシウム、ビタミンDなどが含まれます。
また、が赤ちゃんの口に入る心配がいらないため、安心して食べさせられるお魚ですよね。
下でご紹介しているペーストをそのまま食べても良いですし、おかゆに入れて食べても相性バッチリ。使いやすく、離乳食にも便利な食材です。

しらすには塩分が含まれていることが多いため、熱湯につけて塩抜きが必要です。
もしくは、塩分無添加のしらすを選びましょう。
慣れてきたら少しずつ増やしていきますが、初期の目安量10g(大さじ1)を守りましょう。
しらすペーストの作り方

1.鍋に湯を沸かしたら、しらすを入れてサッと茹でる
2.水を切り、すり鉢ですりつぶす
3.ゆで汁や湯でのばす

真鯛

真鯛には、たんぱく質、DHA、EPAなどが豊富に含まれます。
淡泊でクセがないのが特徴で、おかゆや野菜など、どんな食材とも合わせやすいですよね。鯛と同じ白身魚のひらめカレイなども初期から食べて問題ありません。

お魚を調理するのって大変そうですが、お刺身用のお魚を使えばとっても簡単です。ただし、まれに骨が入っている場合もあるので、注意してください。

慣れてきたら少しずつ増やしていきますが、初期の目安量10g(刺身1切れ)を守りましょう。
鯛ペーストの作り方

1.鍋に湯を沸かしたら、刺身用の鯛を入れて5分ほど火を通す
2.水を切り、すり鉢ですりつぶす
3.ゆで汁や湯でのばす

まとめ

初めてにおすすめのたんぱく質源の食材をご紹介しました。
おかゆや野菜に加えて、たんぱく質源を食べられるようになると、さらに離乳食の幅が広がります。献立を考えるのも楽しくなります。なにより、赤ちゃんが食べられるものがどんどん増えていくのはとっても嬉しいことですよね。
種類や量には注意しながら、新しい食材を増やして離乳食を進めていきましょう。

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