離乳食の冷凍保存について。冷凍方法や注意点、フリージングにおすすめの容器3選

離乳食

毎日の離乳食作りって、本当に大変ですよね。大人の食事に加えて赤ちゃんの離乳食…それが1日3回となると、なかなかのストレスだと思います。
そんなお母さんにおすすめなのが、離乳食の冷凍保存です。まとめて作ってフリージングしておくと、離乳食作りがとってもラクになります。この記事では、離乳食の冷凍保存の方法や解凍方法、保存期間などを解説します。

冷凍方法

食材を調理して食べられる状態にしたものを保存容器に入れて、冷ましてからフリージングするというのが基本的な流れになります。
温かいうちに冷凍すると、味が落ちたり霜ができたりするため、必ず冷ましてから冷凍庫に入れましょう。

解凍方法

あるいは電子レンジで解凍しますが、おすすめは、電子レンジでチン!です。鍋よりも圧倒的に短時間で簡単に解凍できます。

食材や量にあった加熱時間で温め、取り出して解凍にムラがないかを確認しましょう。解凍にムラがある場合は、混ぜてから再加熱すると良いです。

冷凍保存する際の注意点

とっても便利な離乳食の冷凍保存ですが、気をつけたいことがあります。

保存期間は1週間以内!

冷凍しているとはいえ、やっぱり心配なのが衛生面ですよね。冷凍保存は、冷蔵よりも長期保存が可能ですが、劣化によって雑菌が増殖する可能性はもちろんあります。冷凍した離乳食は1週間を目安に使い切りましょう。

調理した日付をメモしておくと、使う時に優先順位がぱっとわかるのでおすすめです。

再冷凍はダメ!

一度解凍したものを再冷凍するのは避けましょう。雑菌が繁殖しやすくなるためです。いったん解凍した食材は食べきりましょう。赤ちゃんが食べ残してしまうこともあると思います。もったいなく感じますが、再冷凍せずにきちんと処分しましょう。

自然解凍はダメ!

自然解凍は、雑菌が繁殖するため控えましょう。雑菌を死滅させるために、必ず再加熱が必要になります。とくに注意が必要なのが夏です。夏場の自然解凍は絶対にしないでくださいね。

冷凍できる食材とできない食材

全ての食材が冷凍保存できるわけではありません。冷凍保存に向いている食材と向いていない食材があります。冷凍したら使えなくなった!という失敗をしないためにも、事前にチェックしておいてくださいね。

冷凍できる食材

  • おかゆ
  • うどん
  • 納豆
  • しらす干し
  • ほうれん草
  • ブロッコリー
  • だし汁
  • 野菜スープ

この他にも冷凍保存できる食材はたくさんあります。基本的には、冷凍できる食材は大人の食事の冷凍と変わりません。冷凍できる食材を覚えておくよりも、以下に紹介する冷凍できない食材を覚えておけば良いでしょう。

冷凍できない食材

  • 豆腐
  • 牛乳
  • こんにゃく
  • きゅうり
  • レタス
  • りんご
  • じゃがいも(マッシュ状にすれば冷凍できます)

離乳食初期にとくに活躍する豆腐は、冷凍には向いていません。冷凍すると水分が抜けてスカスカになり、高野豆腐のようになってしまいます。じゃがいもは、カットした状態では冷凍できませんが、柔らかく茹でて潰したマッシュの状態にすると冷凍できます。その他、冷凍に向いていない食材については覚えておくと便利ですよ。

おすすめの保存容器3選

離乳食のフリージングにおすすめの保存容器を3つご紹介します。離乳食専用として販売されている製品もあれば、普段使いできるものもあります。それぞれの食材や量、用途、月齢に合わせ選択しましょう。

製氷皿

だし汁や野菜スープなどの水分の多いものは、製氷器タイプがいちばんおすすめです。均一に流し入れることができます。蓋のついているものを選ぶと、そのまま保存しておけるので便利です。

フリーザーバック

ジップロックなどのフリーザーバックタイプも使いやすくおすすめです。茹でた野菜などを小分けにせずにフリーザーバックに入れておくだけで、使いたい時に使いたい分だけを簡単に取り出せることができます。また、使い捨てるため洗いものが増えず、直接ペンで日付や内容を書き込めます。

小分け容器

1食分ずつ保存できる小分けパックのタイプ。おかゆや野菜、だし汁など、どんな離乳食にも対応できます。重ねやすい形のため収納に場所を取らず、冷凍庫の中でもスタッキングしやすい容器です。

小さいサイズや大きいサイズなど様々な大きさの容器があるため、月齢にあった大きさのものを選びましょう。

まとめ

離乳食の冷凍保存についてご紹介しました。
冷凍保存を活用すると、離乳食を用意する時間がグンと短縮できるため、その時間を赤ちゃんとの時間に使ったり、自分の趣味の時間に使ったりできると嬉しいですよね。離乳食のフリージング、ぜひ試してみてくださいね。

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